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なぜ、『Let it be』は 二人で歌っているように聞えたか? その2 

Category: ビートルズ  

<なぜ、『Let it be』は 二人で歌っているように聞えたか? 先にその1からお読みください

なぜ、『Let it be』は 二人で歌っているように聞えたか? 
ここで、皆さんで考えたことを 紹介しましょう。

歌詞に注目した人もいました。
つまり、Aメロディーはシチュエーション(状況、人物、ストーリーなど)を歌っています。
Paulは、時に自分の言葉で、時に語り部となって、静かに噛みしめるように状況を歌います。
自分の心に語りかけるように歌っています。
しかし、サビからは、メッセージです。強く、聞き手に向かって強く歌いかけます。
世界中の人々に伝えるメッセージのようです。当然、歌い方も力強い物となります。

僕はメロディーの特殊性に注目しました。
それは、Aメロディーの最後、サビの頭、サビの最後……すべての歌詞が♪Let it beなのです。しかも、すべて同じ音域の♪ミレド~~なのです。

letitbeOK.jpg

ざっくりとした『Let it be』風のメロディー譜<Aメロディー最後からサビ頭部分>ですが、赤丸を見るとリズムこそ違え、そっくりなのが分かりますね。

……ということは、サビの頭に入っても変化があまりない! ということなのです。


アマチュアがこういう仕掛けでメロディーを作ったら、ディレクターは
「サビに入った感じが薄いね!」とかなんとかダメを出すかもしれません(汗)。

ここはビシッとサビらしく盛り上げなければならない聴かせ所です。
そこで、Paulは歌唱で盛り上げることにしたのでしょう。
ボーカルのトーンを硬くし、パワフルに、そして、歌詞の内容メッセージを伝えることを意識して、聞き手の心に突き刺さるように歌ったのです。
もちろん、サビ頭からは、マイナーコードに入ることで、感動がグッと盛り上がり、16分音符のシンコペーションのリズムで緊張感をあおり……と、サビがサビらしくなるようなアイデアがふんだんに盛込まれています。


『Let it be』には、シングル(ジョージ・マーティン・プロデュース)、アルバム(フィル・スペクター・プロデュース)、ネイキッド……など様々なVersionがあり、それぞれPaulは違った歌い方をしています。
歌い方のニュアンスで、サビの聞え方が違ってくることも確認出来るでしょう。


女子学生の「サビから別の人が歌っている!」という新鮮な耳から、この曲の本質や秘密が見えてきました!
みなさんも 自分の大好きな曲を 新鮮な耳で聞き直してみませんか?
その曲の真実に気づけるかもしれませんね!!!

オリジナルを作っている皆さんは、
自分の楽曲のサビが どのような仕掛けになっているか? そのサビをどのように表現していたか?
……改めて 確認してみるのも良いですね!


僕の「作曲本」(シンコーミュージック・エンタテイメント)に、サビをサビらしく書くアイデアを紹介しています。
良かったら立ち読みでもしてくださいね。



野口義修と一緒に作詞作曲を楽しく、自由に学びませんか? →作詞作曲自由区




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テーマ : 作詞・作曲    ジャンル : 音楽
 2014_04_05

Comments

ビートルズ大好き♡ 

野口先生、ご無沙汰しています。
Blogとても面白いです(^^)
そして、勉強になりました。
ビートルズ世代の私、何度も聴いてしまいました。
私は、初めからPaulが歌っているという先入観があって、サビから別人が歌っているとは、全然感じないのですが・・
確かに歌い方を変えている感じはしますね(^^)
Harue.Kanzaki  URL   2014-04-06 11:39  

Re: ビートルズ大好き♡ 

こんにちは、コメントをありがとうございます。
初めての新鮮な耳! は 重要なヒントをいろいろ教えてくれます。
しかし、
すばらしい曲ですね。
> 野口先生、ご無沙汰しています。
> Blogとても面白いです(^^)
> そして、勉強になりました。
> ビートルズ世代の私、何度も聴いてしまいました。
> 私は、初めからPaulが歌っているという先入観があって、サビから別人が歌っているとは、全然感じないのですが・・
> 確かに歌い方を変えている感じはしますね(^^)
野口義修  URL   2014-04-06 20:03  

全く同じことを思ってました。 

サビ最初のLet it beだけ誰かが掛け合いみたいに入れたのかなと。2回目からはポールらしい声になるので。
Kawai  URL   2014-04-09 22:53  

Re: 全く同じことを思ってました。 

 Paul McCartneyは 本当に いろんな声で歌っていますね。
コメントありがとうございます。

> サビ最初のLet it beだけ誰かが掛け合いみたいに入れたのかなと。2回目からはポールらしい声になるので。
野口義修  URL   2014-04-10 01:25  

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プロフィール

野口義修

Author:野口義修
野口義修(のぐちよしのぶ):
作編曲家、音楽プロデュース、著述、ポピュラー音楽教育、携帯/ネット・コンテンツ・プロデュース、イラスト ...... 日本音楽著作権協会会員
■著書:
作曲本~メロディーが歌になる~
歌詞から作曲できるようになる本 (CD付)
CD付き 楽しく学べる作詞・作曲
作詞・作曲ドリル本(CD付)』……
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